前回の記事「VR卓球ゲームで本物の卓球は上達するか?」で触れましたが、やはりVR卓球で一番のネックになるのはラケットとコントローラーの形状の違いの違和感はどうしようもなくて、これでは本物の卓球の練習にはならないと思いラケットグリップを購入しました。今回はそのレビューです。
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今回購入したラケットグリップと検討したもの
今回購入したものは、こちらの「SHEAWA Oculus Quest 2用 卓球ラケット グリップ ハンドル Eleven Table Tennis アクセサリー (右利き用,ホワイト)」というもの。アマゾンで購入しました。
比較検討したのが「AMVR 卓球パドルグリップハンドル Oculus Quest 2 タッチコントローラー 11台 卓球 VRゲーム」実はこちらを先にカートに入れていたのですがコントローラーを止めるピンの耐久性について書かれているレビューが多かったので取りやめましたが、購入したものも壁にぶつけたら壊れるのは同じかもしれません。質感はこちらの方が良さそうで、価格は安いので今考えるとこちらの方が良かったのかもしれません。今のグリップが壊れたら次はこっちにします。
外観の特徴
この製品、3Dプリンタで作成されたものです。なのでこちらも耐久性はどうだろうという感じです。3Dプリンタは持っていないので特性はわかっていないのですが、手汗吸えば多少は耐久値は下がると思いますが、結構厚めに出来ていますので、壁にぶつけない限りは大丈夫のように思います。
グリップ
グリップの形状は若干アナトミックな感じがします。根本の一番細い部分を私のラケットと比べると外周で1cm位太いです。小一時間遊んでいると手汗かきますが、3Dプリンタ素材ですので手汗が気持ち悪いです。本物のラケットよりグリップが太いので、グリップテープのような物を巻く気になりませんでした。
amazonの写真では何故かペンホルダー持ち(中国製だから?)でしたが、手の小さい人には辛いと思います。シェークハンド用だと思います。
重量
カタログ値70gですが、自宅で計ると57gでした。それでもコントローラーを付けると216gとなり、重量級となります。前出のAMVRはカタログ値100gですので、コントローラー付けると結構辛いかもしれません。
セット方法
この写真の方向にしか付きません。コントローラーの円周の部分をミゾに挟んでマジックテープで止めます。正直外したり、はめたりするのはめんどくさいので、他のゲームやりたくなくなるかもです。またセットしてからVRヘッドセットを起動すると各種ボタンはかなり押しにくくなります。
Eleven Table Tennisの設定
コントローラーでのプレイだとラケットの持ち方を自分で調整できますが、このようなラケットグリップを使用するとメーカー名を選択したプリセットとなり自分では調整は出来なくなります。購入を控えたAMVR製はちゃんとプリセットがありましたが、購入したSHEAWA製はメーカー名がありませんでした。一番上に表示されている「SANRAKI」がコントローラーのセット方法が似ています。(ゲフンゲフン)
これで問題なく使えております。というか、調べるとこのSANLAKIの方が明らかにクオリティ高そうですが、米アマゾンでも在庫がなさそうで入手が難しそうですね。
使用感
重い、グリップ太いなど、あまり良い事は書いてませんでしたが、使用感はかなり良いです。ちゃんと卓球のラケットのように握れて、人差し指も沿わせられますのでかなり安定して打つことが出来ます。最初ラケット構えた時もちゃんと正面にラケットが見えています。動画はラケットグリップをセットしたラリーの動画です。最初の動画を撮って1日後ですがちょっと長く続くようになりました。(続くと言っても始めたばかりの初心者ですのでこの程度の実力です。ご勘弁ください)