2021年2月末の記事「Thurustmaster TCA Sidestick Airbus Edition買いました」でThrustmasterのジョイスティク+スロットルレバーのセットを購入したのですが、その時勢い余って「TCA Quadrant Add-on」を予約しました。これはスロットルレバーにスピードレバー・フラップ・ギアレバーなどが付けられるアドオンパーツです。
実はAmazonで予約して当初1ケ月で到着する予定でしたが納期が遅れに遅れて4ケ月待っても納期すら決まっていないひどい事態になっていました。
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しびれを切らせてAmazonをキャンセル
Amazonよりちょっとだけ高い業者さんも出品が始まりましたので、もうAmazonの方は諦めてキャンセルしました。その後は様子見していて注文せずに、しばらく放置していたのですが、X-plane11を始めたきっかけにより物欲がふつふつと湧き出しててきましたので、その業者さんの方に注文しました。Amazonリンクは私が購入した業者さんのものですが、その業者さんはジョイスティク+スロットルレバーのセットを購入したのと同じ業者さんです。現在では私が購入したときより若干値段が上がっているようです。Amazon直販は適正価格で良いのですが、いまだに入荷していません。
買ってよかった~。これ便利で楽しい。
やはり使用頻度の高いフラップやスピードブレーキが手元で操作出来るのはとても楽です。これを買うまではジョイスティックのボタンにフラップやスピードブレーキを割り当てていましたが押し間違いもあり、それほど快適ではありませんでした。またマウス操作では、視点を下に落として操作、視点を戻すなどの操作が必要なので段違いに楽になります。
デメリットも無くはないが
あたり前ですが、エアバスに最適化されていますのでエアバス以外の機体を操作するときは違和感や工夫が必要な事はありますが、やはりジェット旅客機を飛ばすにはこれがコンパクトで一番良いような気がします。
各種機体による設定
次に多趣味おじさんの各種機体による設定を説明させていただきます。
FS2020・FBW A320NXの設定
これはもう何も設定する必要はありません。接続するだけで自動で割り当てが行われそのまま使用できます。FS2020でFBW A32NXをメインで使われている方にはこのアドオンコントローラーはおすすめです。FS2020はフラップやスピードブレーキのキーアサインが機種に依存しないので、他の機体でもフラップ・スピードブレーキ・ランディングギアは問題なく動作します。まぁボーイング機とではフラップの可動段数が違いますのでボーイング機での細かい段数制御は、しにくくなります。
※うむむ、FS2020の設定画面を貼ろうとしたら、更新がかかっているみたいで起動できませんでした。けれどもMicrosoft Storeに行っても更新がかからないんです。変ですね。
X-plane11の動作
これが少々厄介で、A320のスロットル部分から色々工夫しないといけません。x-plane11は機体毎に独自のキーアサインがあり、私は機体毎にプロファイルを作っています。
・FlightFactor A320用プロファイル
エンジンマスタースイッチ・パーキングブレーキなどFlightFactor独自のキーアサインになっています。スピードブレーキは動作が反転していますので「Reverse Axis」にチェックを入れる必要があります。
・Toliss A321用プロファイル
エンジンマスタースイッチ・パーキングブレーキなどToliss独自のキーアサインになっています。FF A320と同様にスピードブレーキは動作が反転しています。
・ZIBO B737用プロファイル
意外にこのB737は設定が難しかったです。エンジンモードスイッチは諦めて「何もしない」としています。以前はオーバーヘッドパネルのエンジンスタートのトグルボタンを割り当てていた記憶があるのですが、そのボタンが見つかりません。X=plane11のキー設定はなんでこんなに多いんでしょうか?
なおx-plane11ではパーキングブレーキは上の図のようになぜかキーが⑭の1つしか割り当たっていませのでブレーキオン状態にする事しかできません。トグルに割り当ててしまうと向きが毎回変わるので使えません。私は仕方ないので⑧のスイッチをパーキングブレーキリリースに割り当てています。(実機では⑦・⑧は警告灯でありスイッチではないようです)