パソコン(ハード・ソフト)

Windows10再インストール

初めに

Windows10の再インストール(クリーンインストール)の方法を備忘録代わりに記載しています。なお、これらの手順は自作PCでのクリーンインストール手順ですのでメーカー製PCと手順は違いますのでメーカー製PCの方はマニュアル等をご覧ください。

再インストールのきっかけ

メインPCのWindows10を再インストール(クリーンインストール)をすることにしました。理由は以下の通りです。

  1. 最近起動が少し遅い。アプリ起動も遅いものがある。
  2. Adobe Creative Cloud全てとMicrosoft Flight Simulatorが起動しない事があった。
  3. シャットダウンが無反応の時がある。
  4. アプリ再インストール・レジストリクリーナー等を使用しても効果なし。

①電源ONの起動時間がクリーンインストール時の2倍位時間がかかっています。またMicrosoft Flight Simulatorも起動が遅いです。
②Adobe Creative Cloudは完全アンインストール&再インストールで無事起動。Microsoft Flight Simulatorは再インストールで無事起動。
③ドライバ系のバグでよくあることなのですが、強制電源断はあまり頻繁に使いたくないです。
④レジストリークリーナーは最近のPCでは効果はあまり無いと調べて知っていましたが、もう藁にでもすがるつもりでやってみました。

ここまでは我慢していたのですが、極めつけはDavinci Resolveという動画編集ソフトをインストールした時です。起動必要時間はなんと180秒でした。多趣味おじさんのメインPCのスペックはCore i7-9700K+Mem32GB+M.2SSD512GBです。
試しにサブPC(Core i7-7700K+Mem32GB+sATASSD256GB)にもインストールしてみたら起動時間23秒でした。Mac Book Pro 2018は24秒。明らかにおかしいのでもう覚悟を決めてクリーンインストールする事にしました。

多趣味おじさんはその名の通り多趣味なのでPCには、ものすごい量のアプリが入っています。(だから遅くなるのはわかっているのですが。。。)
それを一からひたすらインストールするのでクリーンインストールには、よほど覚悟を決めないと、なかなか始められないんです。ただ過去にも何回もクリーンインストールしていますので、2年に1回位していると思います。

なお、Windowsの再インストールするには2つの方法があります。

  1. データを残したままシステムを再インストールする方法
  2. データを消して一からやり直し(クリーンインストール)

①は遅くはなかったが、急にPCが起動しなくなってバックアップも取れていない場合で修復も出来ないような場合に行います。PCが遅くなっている時やすぐフリーズするなど調子が悪い時は、効果が出ない場合が多いです。
②は起動はするがものすごく遅い・フリーズするなどの場合はクリーンインストールを行います。大体これで改善します。なお、ハード故障が原因で遅くなったりフリーズしている場合もありますので絶対にクリーンインストールで直るとは一概には言えませんのでご容赦ください。

クリーンインストールの前準備

何はともあれバックアップ

多趣味おじさんは石橋を叩いて叩き壊す性格ですので、「ありえない位に慎重」にバックアップを取ります。これは昔、誤ってデータを全て消した教訓ですので、これを全てマネする必要はありません。なお、おじさんのデータは別ドライブ(4TB×2RAID1)に入っていますので、一時的に取ったバックアップはデータのドライブに置いておきました。データドライブが無い方はUSBのハードディスク等に保存してください。

  1. 念のため、NASにフルバックアップを取ります。めっちゃ時間がかかります。(よほど大失敗しない限りは必要無いですが保険のようなものです)
  2. 普段は止めていますがOne Driveにデスクトップ・ドキュメントのバックアップを取ります。(One Driveの契約がある人のみ)
  3. ブラウザ(Chromeなど)のブックマークのバックアップを取ります。
  4. ThunderBirdのメールデータのバックアップをMozBackupで取ります。メールのバックアップはクリーンインストール直前に行います。
  5. これでもかという感じでC:\users\ユーザー名のフォルダを別ドライブにバックアップします。

特に重要なのはクリーンインストールすると消えてしまうCドライブに消えたら取り返しのつかないデータがあれば必ずバックアップを取るという事です。マイドキュメントや③④は忘れやすいので要注意です。

Windows10インストールメディアの作成

Windows10はアップデートが多いので最新のインストールメディアを作ります。消えても良い8GB位のUSBメモリを準備します。

  1. Windows10のダウンロードページに行きます。
  2. 「ツールをいますぐダウンロード」ボタンを押してダウンロード
  3. USBメモリをPCに差し込みダウンロードしたMediaCreationToolxxx.exe(xxxはバージョンによって変わります)をダブルクリックして起動
  4. ライセンスに同意して「別のPCのインストールメディアを作成する」を選択します。
  5. 言語、エディション、アーキテクチャはそのまま「次へ」
  6. USBメモリの場合はUSBフラッシュドライブを選択して「次へ」
  7. リムーバブルドライブにUSBメモリが表示されているのを確認して「次へ」
  8. しばらく待つと終了します。

アプリケーション・ドライバの再インストール準備

  • パッケージ購入したインストールDVDの準備・ライセンスキーの確認
  • ダウンロード購入したアプリはライセンスキーの確認と時間があれば最新版をダウンロードしておきます。ウィルス対策ソフト等もお忘れなく。
  • 主要なデバイスドライバも最新版をダウンロードしておきます。
    ・グラフィックボードドライバ
    ・マザーボードドライバ(特にLANとチップセット)
    ・サウンドボード関係ドライバ
    ・ゲームデバイスドライバ

アプリケーションの後始末

購入したアプリケーションの中には、ライセンスの関係でクリーンインストールする前にアンインストールしておいた方が良い場合があります。たとえばウィルス対策ソフト・Microsoft製品・Adobe製品などです。消し忘れても問題無い場合が多いのですが、ライセンスキーのあるものはクラウドにインストール機器が管理されている場合がありますので、調べてからクリーンインストールしてください。

またよく使うアプリケーション内で細かなパラメーターを設定できるようなものはパラメーターをバックアップできる機能のあるものはバックアップします。無ければスクリーンショットを撮っておきます。

ずっと偉そうな事を書いてきましたが、今回多趣味おじさんはクリーンインストール後、Logicool G13のプロファイルのバックアップを取り忘れていた事に気が付いて焦りました。C:\users\ユーザー名のプロファイルをバックアップしていたのでG13のプロファイルは無事救出できました。

次のページから実際にクリーンインストールを開始いたします。

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