パソコン(ハード・ソフト)

WEB会議ドヤ顔計画

人より高画質でWEB会議に参加したい!

ここでは一般的なWEBカメラの映像から一人だけ高画質なWEB会議に参加してドヤ顔したい人のための記事です。

WEB会議ドヤ顔化計画(その1)

ノートパソコンのwebカメラはどうしても光量不足になりがちで暗く映ってしまいます。顔に光が当たるようにすれば良いのですが、それだとまぶしかったりパソコン画面が見にくくなります。中にはWEBカメラの設定で明るく出来る場合がありますがどうもクッキリハッキリした画像にはなりません。そこでLEDライトを前方から当てて顔を明るくします。家電量販店などに行けばリングライトと呼ばれるライトが比較的安価で売っていますのでそれを利用するのがお勧めです。女性の方は顔が明るく映りますし、瞳に丸いキャッチライトが入りますので表情が明るく見えます。私は以下の製品をAmazonで購入しました。色々付いてお買い得なのですが、私はスタンドの設置スペースが無かったのでリングライト部だけをマイク用デスクアームに取り付けて使用しています。

Amconsure LEDリングライト高安定性 三脚スタンド+卓上スタンド 照明撮影用ライトセット 10in/3色モード/10輝度調光 3000K-5600K 補助光 自撮り写真/美容化粧/Youtube/tiktok/ビデオカメラ撮影用(日本語説明書)

WEB会議ドヤ顔化計画(その2)

WEBカメラは1万円以上の物を買うと画面が少し綺麗になりますが、それよりもっと綺麗になるのがお手持ちのスマートフォンのカメラ部分だけを利用する方法があります。筆者のスマートフォンはGalaxy S10です。PCとUSB接続してiVCamというアプリケーションを利用してみましたがWEBカメラよりかなり綺麗に撮影できました。Wifi接続でも出来るとは思いますが、タイムラグとバッテリーの事を考えるとUSB接続の方が有利だと思います。

スマートフォンを三脚に固定してWEBカメラ化した写真

上記写真ではアウトカメラを使用していますが、若干画質は劣りますがインカメラの方が撮影画面がモニター出来るためズーム等がしやすくなります。

デメリットとしてはWEBカメラと比べると以下のように若干ハードルが上がります。

  • PCと携帯電話の両方にソフトウェアのインストールが必要です。
  • スマートフォン固定用のミニ三脚またはスタンド・USBケーブル等が必要です。(Wifiでも可能ですがUSBケーブル接続を推奨します。)
  • スマートフォンの機種により設定を触らないと簡単には接続できない場合があります。
  • 64BitOSが必要ですがドライバーが自動で入るWindows10 64BitのPCが最適になります。

少しハードルは上がりますが、一度設定が出来れば会議を始めるセッティングがWEBカメラの次に楽ですので1番おすすめです。

PCとスマートフォンにiVCamのインストール

まずは「E2ESOFT」のサイトに行ってパソコン用とスマートフォン用のiVCamをインストールします。(両方にインストールする必要があります)

E2ESOFTのWEBサイトのハードコピー

USBドライバ

比較的新しいパソコンならスマートフォンとUSB接続すると自動でUSBドライバーが入ってくれるのですが、USBドライバが入らなかったり入ってもうまく動作しない場合があります。その場合USBドライバを検索して探すことになりますが、まずは携帯キャリア(Docomo/au/softbank等)のサイトで探してください。

Androidスマートフォン限定操作USBデバッグモード

Androidスマートフォンをお使いの方はUSBデバッグモードをONにする必要があります。Androidの「設定」(歯車のアイコン)から設定を始めます。

スマートフォン設定画面1のスクリーンショット

1.一番下の「端末情報」をタップします。もし一番下に「開発者向けオプション」があれば5.へ進みます。

スマートフォン設定画面ソフトウェア情報の画面

2.「ソフトウェア」情報をタップします。

スマートフォン設定ビルド番号の画面

3.「ビルド番号」を7回位タップします。(数回タップすると「あと〇ステップでデベロッパーモードになります」と表示されます。

デベロッパーモードが有効になりました。の画面

4.「デベロッパーモードが有効になりました」と表示されたら前画面に戻ります。

開発者オプションが現れた設定画面

5.一番下に「開発者向けオプション」が表示されていますのでタップします。

USBデバッグをONにする画面

6.「USBデバッグ」をオンにします。

USBデバッグを許可しますか?の画面

「USBデバッグを許可しますか?」と表示されますので「OK」をタップします。

アプリを起動して接続確認

どちらからでも良いと思いますがまず、パソコンのiVCamを起動します。起動するとウィルス対策ソフトがアクセス許可を聞いてくると思います。

続いてスマートフォンのiVCamを起動します。パソコンと同じような画面が出て数秒でパソコンが見つかりますので、見つかったら下側の三角再生ボタンを押すとパソコンにスマートフォンからの画像が表示されます。

PC側iVCam起動接続待ち画面
スマホ側iVCam起動接続待ち画面
ZOOMでのカメラを「e2eSoft iVCam」に切り替える方法の画面

ZOOMでのカメラ指定は以下の図のように「e2eSoft iVCam」となります。

追記:試用期間終了すると

久しぶりにiVCamを起動すると試用期間が終了していて解像度が640×480になっていました。これでは大きな画面だとあまり綺麗ではありません。課金しようかと思いましたが、なんか価格上がってるような気が?永続利用で2650円。年間契約で1060円。う~む、これアプリ内課金だから携帯変わったらダメになるんじゃないかなぁ。2650円だとしてもまぁWEBカメラ買うより安いけど多趣味おじさんは現在WEB会議はほとんどしないのでWEB会議が増えてきたら考える事にします。別のソフト調べてみたり、携帯メーカーが無償提供してくれないかなぁと思ったりしています。(カメラメーカーは無償で提供してくれていますしね。)

WEB会議ドヤ顔化計画(その3)

WEB会議ドヤ顔計画(その2)でスマートフォンを使用しましたが、最高に画質が良くなるのが、ビデオカメラやデジタルカメラをWEBカメラにしてしまう方法です。Youtuberが使っている方法で画質は最高になります。これは既にデジタルカメラなどを持っている方のみの方法です。しかしビデオカメラやデジタルカメラなら何でも良いわけではなく、比較的最近の機種でHDMI出力が可能な機種となります。またHDMI映像をパソコンに取り込むためのHDMIキャプチャーカード等が必要です。(ソニーやキャノンのカメラの一部でUSB接続だけで可能な機種もあります。)ハードルはますます上がりますが他の人と一線を画す画質になります。「なんで〇〇さんだけ綺麗に映っているの??」と言われる位の画質になると思います。音質はWEBカメラよりは良いですが、これもYoutuberがやっているようなマイクを別に用意すると完璧です。ただカメラの準備やセッティングなど正直言って面倒くさいです。デジカメをWEBカメラ化してWEB会議をするのは少々オーバースペックな感じはします。

SONYα6400をWEBカメラ化した写真

比較的コンパクトなデジカメ(Sony α6400)を使用していますが、やはりスマートフォンに比べてかなり仰々しいですね。右側のモフモフはマイクです。

SonyのDSC-RX100M7等がベストマッチだと思いますが高くて買えないです。欲しいなぁ。

デジタルカメラの接続方法

デジタルカメラをWEBカメラ化するには二種類の方法があります。

  1. HDMIキャプチャデバイスを使用してHDMIからの接続
  2. USBケーブル接続で接続する方法

一般的には1の方法を使用します。2の方法はデジタルカメラ各社が対応ソフトを出されていますのでそのサイトをご確認ください。私がテストで使ってみた頃は映像は使えても音声が入らなかったりしましたのですが最近は改善出来ているんでしょうか?3メーカーのみ対応ソフトのリンクを作りましたが他のメーカーさんでも対応ソフトを出しておられると思います。

HDMIキャプチャデバイスについて

HDMIキャプチャデバイスは、よくYoutuberがゲームを録画・配信する時に使用される事が多いのですが、ゲーム配信するような高機能なHDMIキャプチャデバイスは2万円位しますのでちょっとデジカメをWEBカメラ化するために使うのではもったいないです。筆者もそのようなデバイスも持っているのですが、サブPCに常時接続していますので、その都度取り外すのは面倒ですのでWEBカメラ化用に安価なHDMIキャプチャをAmazonで買いました。

なお、カメラとHDMIキャプチャデバイスを接続するためのHDMIケーブルも必要となります。カメラ側のHDMI端子の形状をご確認ください。

KINGONE HDMI キャプチャーボード ビデオキャプチャー USB3.0 60fps フルHD1080P hdmi video capture ゲーム実況生配信、ライブ会議、ライブビデオ配信、画面共有、録画に適用 キャプチャーカード switch、Xbox One、OBS Studio対応 電源不要

安いので若干不安でしたが、十分使えました。

動画配信プログラム

HDMIから入ってきた動画データを動画配信プログラムによってWEBカメラのデータにしてZOOMに渡します。ここではOBS Studioという動画配信プログラムを使ってデジカメで撮影した動画データをZOOMに送り込むようにいたします。このソフトもYoutuberがよく使っているフリーソフトです。最新版のOBS Studioでは「仮想カメラ」という機能が実装されましたのでデジカメのWEBカメラ化が簡単になりました。

OBS Studio

OBSスタジオ WEBサイトダウンロード画面
OBSスタジオ 起動画面

OBS Studioの設定方法を書くとまた長文になってしまいますので別の投稿でまた説明させていただきます。おそらくここまでこだわって配信したい人はOBS Studioもご存じなんじゃないかと思います。

ZOOMでのカメラ選択は「OBS Virtual Camera」となります。

WEB会議ドヤ顔化計画(おまけ)

おまけです。お仕事で使ったら怒られるかも?。お仕事で使ってる人いたらコメントで教えてください。友人同士のお遊びとかオンライン飲み会(飲めないので参加した事はないですが)でお楽しみください。

VTuber化画面

いわゆるVTuber的なやつですね。本格的なものじゃなくて、なんちゃってVTuberです。WEBカメラ使って目・口・眉・首とか自分に合わせて動く簡単なものです。手とかは動かせません。ここではおっさんが小首かしげて口あけたアホみたいな顔して撮影しています。いやこの顔でおっさんの声とか気持ち悪いので使いませんけどね。これはFacerigという比較的安価なソフト使ってます。興味ある方はググッて見るかゲーム好きな方はStermで調べて見てください。

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